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【8/16】松原市議選2026|参政党が2議席、投票率41.23%

【8/16】松原市議選2026|参政党が2議席、投票率41.23%

2026年8月16日に投開票された大阪府松原市議会議員一般選挙(定数18)は、同日午後11時30分に全議席が確定しました。投票率は41.23%、投票者数は39,884人です。この選挙で目を引いたのは、参政党が公認した2人がともに当選したことです。松原市選挙管理委員会が公表した確定得票と、4年前の数字を並べて、この市議会で何が動いたのかを整理します。

この記事でわかること

  • 確定結果:当日有権者数96,730人、投票者数39,884人、投票率41.23%。有効投票39,451票、無効投票433票で、8月16日午後11時30分に確定しました。
  • トップ当選:ささもとゆうじ氏が2,420票。18位で滑り込んだ松井いくひと氏は1,437票で、その差は983票でした。
  • 参政党:公認2人がともに当選。新人の森川やよい氏が1,847票で12位、村川こうすけ氏が1,546票で16位です。2022年の当選者に参政党の議席はありませんでした。
  • 公明党:公認4人が全員当選し、合計6,921票を獲得。有効投票の17.54%にあたります。
  • 4年前との差:当日有権者数は98,824人から96,730人へ2,094人減少。投票率は40.71%から41.23%へ0.52ポイント上向きました。
目次

松原市議選2026の開票結果|投票率41.23%で18議席が確定

定数18に対し22人が争い、2026年8月16日午後11時30分に全議席が確定しました。投票率は41.23%です。

松原市選挙管理委員会の発表によれば、当日有権者数は96,730人、投票者数は39,884人、有効投票は39,451票、無効投票は433票でした。投票は8月16日の午前7時から午後8時まで、市内34か所で行われました。開票は市民体育館で午後9時20分に始まり、およそ2時間10分で確定に至っています。告示は1週間前の8月9日でした。

8月9日|告示
定数18に対し立候補の届け出。読売新聞は現職15人・新人8人の計23人と報じた
8月16日 7:00〜20:00|投票
市内34か所の投票所で実施。当日有権者数96,730人
同日 21:20|開票開始
市民体育館で開票作業に着手
同日 23:30|確定
投票率41.23%、有効投票39,451票で18議席が確定

当選18人の得票|トップ2,420票、最下位当選は1,437票

トップ当選はささもとゆうじ氏の2,420票で、18位の松井いくひと氏1,437票との差は983票でした。

定数18に対する競争ですから、この983票の幅の中に14人がひしめいたことになります。市選管が公表した確定得票は次のとおりです。

順位 氏名 得票数 有効投票に占める割合
1 ささもと ゆうじ 2,420票 6.13%
2 久保 たかなり 2,357票 5.97%
3 こうもと 晋一 2,340票 5.93%
4 なべたに 悟 2,212票 5.61%
5 中田 靖人 2,201票 5.58%
6 もりた 夏江 2,172票 5.51%
7 池内 ひでひと 2,077票 5.27%
8 おおた 和之
(公明党)
2,055票 5.21%
9 やすだ あやこ 1,997票 5.06%
10 まもと 大生 1,919票 4.86%
11 村田 ひろき 1,884票 4.78%
12 森川 やよい
(参政党・新人)
1,847票 4.68%
13 かわち 徹
(公明党)
1,740票 4.41%
14 はしもと 邦寿 1,608票 4.08%
15 よりた 眞美子
(公明党)
1,588票 4.03%
16 村川 こうすけ
(参政党)
1,546票 3.92%
17 ふじ林 伸一
(公明党)
1,538票 3.90%
18 松井 いくひと 1,437票 3.64%

党派の欄は、公明党と参政党がそれぞれ公式サイトで公認候補として発表していた分だけを記しています。松原市が公表した選挙結果のページには、候補者の氏名と得票数はありますが党派の記載はありません。ほかの当選者の所属を推測で埋めることはしていません。

当選18人の得票を合計すると34,938票です。有効投票39,451票との差は4,513票で、これが議席に届かなかった候補に投じられた票にあたります。18位の松井氏が1,437票ですから、落選した側にも当選ラインに近い得票があった可能性は残ります。市選管は落選者の得票を上記のページでは公表していません。

投票率41.23%|前回40.71%からわずかに上向いた

投票率は前回2022年の40.71%から0.52ポイント上がりましたが、有権者の約6割は投票していません。

数字の上では下げ止まったものの、水準そのものは4割台前半にとどまっています。

松原市議選の投票率は、2018年前後の42.7%から2022年に40.71%へ下がり、今回41.23%と小幅に戻した形です。4年間で2ポイント下げて0.5ポイント戻したと見れば、傾向が変わったと呼べる動きではありません。ただし、当日有権者数が2,094人減っている中で投票率が上がったということは、投票所に足を運んだ人の実数もほぼ横ばい(2022年の推計約40,200人に対し今回39,884人)だったことを意味します。

立候補者数は22人か23人か|市の発表と報道が食い違う

松原市の選挙結果ページは22名、読売新聞は告示時点で23人と伝えており、数字が1人分食い違います。

この記事では、どちらかに寄せずに両方を併記します。

読売新聞オンラインは8月9日の告示を受けて「現職15人、新人8人の計23人が立候補した」と報じ、党派別の内訳も大阪維新の会6人、自民4人、公明4人、参政2人、共産2人、立憲民主1人、諸派1人、無所属3人としています。合計は23人です。一方、松原市が選挙後に公開した「令和8年松原市議会議員一般選挙 選挙結果について」のページには、立候補者数として22名が記載されています。告示後に届け出の取り下げがあったのか、集計上の扱いの違いなのかは、公表資料からは判断できません。市選管が理由を説明した資料は確認できていないため、ここでは事実として食い違いがあることだけを記します。

参政党が公認2人とも当選|2022年のゼロから2議席へ

参政党は公認候補2人がともに当選し、森川やよい氏が12位、村川こうすけ氏が16位に入りました。

2人の得票を合計すると3,393票で、有効投票の8.60%にあたります。

選挙ドットコムがまとめた2022年8月28日の松原市議選の当選者内訳は、大阪維新の会3議席、自民党3議席、公明党4議席、日本共産党4議席、立憲民主党1議席、無所属3議席で、参政党の議席はありません。同党が公認として市議会に議席を持つのは、今回が初めてということになります。

2022年8月|公認議席は0
当選者の党派別内訳に参政党はなし。村川こうすけ氏は無所属として初当選(選挙ドットコム)
その後|村川氏が入党
村川氏は当初は無所属で活動し、のちに参政党へ。現在は同党の松原市議として活動
2026年8月|公認2人が当選
森川やよい氏1,847票(12位)・村川こうすけ氏1,546票(16位)。合計3,393票=有効投票の8.60%

森川やよい氏が1,847票で12位当選

新人の森川やよい氏は1,847票を集めて12位で初当選し、参政党の2人のうち上位に入りました。

同党が擁立した2人のうち、票を多く得たのは現職ではなく新人だったことになります。

参政党の公式サイトによれば、森川氏は54歳で松原市出身、病院で管理栄養士として働いた経歴を持ち、2025年に入党しました。掲げたのは、子どもが松原で育ったことを誇れるまちづくりと、子育て世帯と高齢者の双方が安心して暮らせる地域づくりです。管理栄養士としての職歴は、同党が重点に置く食と健康の政策と重なります。

村川こうすけ氏は無所属で初当選し、その後に入党した

村川こうすけ氏は2022年に無所属で初当選したのち参政党に加わり、今回は公認で2期目を得ました。

得票は1,546票で16位、有効投票の3.92%です。

選挙ドットコムの経歴によれば、村川氏は1981年生まれの45歳で大阪市出身。大阪府立羽曳野高校(現・懐風館高校)から阪南大学を経て旅行会社に勤め、2022年の松原市議選で初当選しました。市議会では監査委員と福祉文教常任委員会の副委員長を務めています。今回の選挙では、教育と子育て、食と健康、地域の守りと防災、財政改革の4つを柱に掲げました。

公明党は公認4人が全員当選|合計6,921票の組織票

公明党は公認4人が全員当選し、合計6,921票を得ました。有効投票の17.54%にあたり、定数18のうち4議席を確保しています。

党公式サイトの選挙情報によると、当選したのはおおた和之氏(2,055票・8位・当選2回目)、かわち徹氏(1,740票・13位・当選5回目)、よりた眞美子氏(1,588票・15位・当選3回目)、ふじ林伸一氏(1,538票・17位・当選2回目)の4人です。4人の得票は2,055票から1,538票の間に収まり、最大でも517票の幅しかありません。

(編集部分析)この票の揃い方は、支持者を選挙区内で割り振る組織型の選挙運動が機能した結果と評価できます。4人合計6,921票は2022年の4議席と同数を維持しており、投票率が4割台前半に沈む選挙ほど、こうした固定票の比重は相対的に大きくなります。裏を返せば、無党派層が投票所へ向かわない状況が続く限り、地方議会の構成は組織を持つ側に有利なまま固定されるということでもあります。ここは特定政党の巧拙の問題ではなく、投票率そのものが議会の姿を決めているという構造の話です。

4年前と何が変わったか|有権者は2,094人減った

当日有権者数は2022年の98,824人から96,730人へ2,094人減り、投票率だけがわずかに戻りました。

有権者が減る中で投票率が上がったため、実際に投票した人数はほぼ横ばいです。

項目 2022年8月28日 2026年8月16日
定数 18 18
立候補者数 21人 22人(市発表)/23人(告示時・読売)
当日有権者数 98,824人 96,730人(−2,094人)
投票率 40.71% 41.23%(+0.52ポイント)
参政党の議席 0 2
公明党の議席 4 4

もう一つ、選挙の様相が変わったことを示す数字があります。告示時点の党派別の擁立数です。読売新聞が報じた内訳を、2022年の当選者内訳と並べます。前者は「立てた数」、後者は「取った数」なので単純比較はできませんが、どの党がどれだけ人を出したかは読み取れます。

党派 2026年の擁立数(告示時・読売) 2022年の獲得議席(選挙ドットコム)
大阪維新の会 6人 3議席
自民党 4人 3議席
公明党 4人 4議席
参政党 2人 0議席
日本共産党 2人 4議席
立憲民主党 1人 1議席
諸派 1人
無所属 3人 3議席

大阪維新の会は前回3議席のところに6人を立てています。共産党は前回4議席に対し2人の擁立にとどまりました。2026年の当選者ごとの党派は市の公表資料にないため、この擁立数が何議席に変わったかを本記事で断定することはできません。

市議会の2議席は、国政政党にとって何を意味するのか

地方議員は国政政党の足腰にあたり、2議席は議案を単独で動かせる規模ではありませんが、実務の入り口にはなります。

定数18のうち2議席は11.1%で、予算や条例の可否を左右する数ではありません。

それでも地方議席がゼロと2では違いがあります。市議会の議員には、一般質問で市の担当部局に答弁を求める権限があり、委員会で予算書の細目に踏み込むこともできます。国政で議論されるテーマ――たとえば食の安全や教育の内容――が、実際に給食の食材調達や学校運営としてどう執行されているかは、市の窓口でしか確かめられません。国政政党が現場のデータを持つかどうかは、地方に議員がいるかどうかで決まります。

(編集部分析)参政党が公認で2議席を得たことは、この党が国政での注目を地方組織の形成につなげられるかを測る一つの指標として評価できます。ただし過大評価は禁物です。今回の2人合計3,393票は有効投票の8.60%であり、有権者96,730人を分母に取れば3.5%にすぎません。投票率41.23%という低さを考えれば、この数字は「市民の1割弱が支持した」ではなく「投票に行った人の1割弱が投票先に選んだ」と読むのが正確です。地域政党である大阪維新の会が根を張り、公明党が固定票で4議席を維持する大阪の基礎自治体で、新しい政党が足場を作るのは容易ではありません。

同時に、対立する見方も紹介しておく必要があります。地方議会に新しい党派が入ることを、議会の分散化として懸念する立場もあります。少数会派が増えれば意思決定に時間がかかり、市政の停滞を招くという指摘です。一方で、松原市議会がこれまで維新・自民・公明・共産という国政の構図をほぼそのまま映してきたことを踏まえれば、選択肢が増えること自体は有権者にとっての利益とも言えます。どちらの評価が妥当かは、新しい議員が4年間の任期で何を質問し、何を実現するかで検証されるべきものです。

(編集部分析)むしろ本質的な課題は、有権者の約6割が投票していないという事実の側にあります。市議会は、ごみ収集から学校の統廃合、上下水道の料金まで、生活に最も近い決定を下す場です。その担い手を決める選挙に4割しか参加しないなら、誰が議席を得たかという議論の前に、誰が決めているのかという問いが残ります。国政の政党対立を地方に持ち込む前に、自分の住むまちの予算がどう使われているかを見る――日本人としての自立という観点で言えば、その積み重ねこそが土台になるはずです。

松原市議選2026のよくある質問

ここまでで触れきれなかった周辺の疑問を整理します。

Q. 松原市議選2026の投票率は何%でしたか。

A. 41.23%です。当日有権者数96,730人に対し投票者数は39,884人でした。前回2022年8月28日の40.71%から0.52ポイント上がっています。

Q. トップ当選は誰で、何票でしたか。

A. ささもとゆうじ氏の2,420票です。以下、久保たかなり氏2,357票、こうもと晋一氏2,340票と続きます。18位で当選した松井いくひと氏は1,437票でした。

Q. 参政党の候補は何人当選しましたか。

A. 公認2人がともに当選しました。森川やよい氏が1,847票で12位、村川こうすけ氏が1,546票で16位です。合計3,393票で、有効投票39,451票の8.60%にあたります。

Q. 当選者それぞれの党派はどこで確認できますか。

A. 松原市が公表した選挙結果のページには氏名と得票数のみが載り、党派の記載はありません。本記事で党派を付したのは、公明党と参政党がそれぞれ公式サイトで公認候補として発表していた分に限られます。他の当選者の所属は、各党の公式発表や松原市議会の会派名簿で改めて確認する必要があります。

Q. 新しい市議の任期はいつまでですか。

A. 地方自治法により市議会議員の任期は4年です。今回の選挙は任期満了に伴うもので、次の松原市議選は2030年夏ごろの実施が見込まれます。正確な任期の起算日は松原市選挙管理委員会の告示によります。

参考情報

  • 松原市「令和8年松原市議会議員一般選挙 選挙結果について」(確定得票・投票率・有権者数の一次資料)
  • 松原市「令和8年8月16日執行 松原市議会議員一般選挙特集」(立候補届出者一覧・選挙公報)
  • 読売新聞オンライン「松原市議選挙(定数18)が告示【立候補者23人の一覧】…投票は16日、34か所で」(2026年8月9日)
  • 公明党「大阪府松原(まつばら)市議選」選挙情報(公認4氏の得票・当選回数)
  • 選挙ドットコム「松原市議会議員選挙 – 2022年08月28日投票」(前回の投票率・党派別議席)
  • 選挙ドットコム「村川こうすけ(ムラカワコウスケ)|政治家情報」(経歴・2022年初当選)
  • 参政党「8月9日 選挙スタート!【松原市議選】森川やよい/村川こうすけ」(公認候補の経歴・公約)

この記事を書いた人:あいすべ(監修・編集統括)

健診・治験の現場で10年以上、臨床データの精査に従事。地方公務員として公立病院に勤務し、経営推進課の責任者を経てマーケターに転身。データ検証と実践哲学(葉隠)の両面から、情報のバイアスを見抜く視点で「大和帰郷」を運営しています。資格・経歴は実在し、求めに応じて証憑を提示できます。。

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